嫌われる勇気 アドラー心理学 課題の分離 1

嫌われる勇気 を読んで アドラー心理学を知る人は多い。入門書のようなものであろう。
著者 岸見先生は野田俊作先生からアドラー心理学を学び、アドラー心理学会の幹部であった。

しかし、うちの来るのは、「課題の分離はわかったが、それからどうしていいかわからない」という相談者ばかりであった。

(ちなみに「課題の分離」という言葉は野田先生が考えられたものである)

それはそうだろうと思う。

アドラー心理学は人間関係を問題とするので、

●子供が公の場でいたずらをして、それを怒るお母さんの場合

いたずらをするのは子供の課題、もしくは
いたずらの結果誰かに怒られるのは社会的結末 だから子供の課題。

そこにいる母である私の課題ではない。といってほっとく。
もしくは、アドラー心理学を(その人なりに)勉強して、以上を自覚しつつ、

つらくてもアドラー心理学のいう子供の成長のため子供への信頼をもって見守ることです。(涙を流す。。)
という人や グループもあった。

私は内心
(信頼や愛情をもってわが子を見守るといいますが、現に今 他人に迷惑かけてますよ。。)
と思っていた。

▲→そういう人たちの説の結果

子供)(いたずらしつづける たぶんうれしそうにしている)
母)(だまってみているか、目をそらしている)

子供)(いたずらしつづける たぶんうれしそうにしている)
他人)(子供に対して何か行動があるかも。母にたいしても。。)

●また、会社において

上司の課題は、会社のプロジェクト、仕事を進める事。

私の課題は 9時から17時まで働く事。17時にはきっちり帰る事。

だって、今の時勢に私はあってます。残業は(今の時勢では)しちゃいけないんです。という人もいた。

▲→そういう人たちの説の結果

私)(17時になった)(席を立って部屋を出る)(課題の分離だから)
上司)(残ってる仕事をみんなでしつつ、見送る)

また どこかのアドラー心理学YouTubeでみたのであるが、

●夫婦において、

私(夫)が転職したいが、妻が反対している。

(そこのアドラー心理学の先生)曰く。。

夫の課題は、転職するかどうかであり、妻は転職することを止めるべきではない。

夫は嫁の期待にこたえる必要はない 妻の承認を求めるべきではない。

妻の課題は、夫の転職するをどう評価するかだけ。
転職を理由に離婚等をするのは妻の自由です。
(と今風に快活に動画で説明していらっしゃる。。。)

(そして、そこのアドラー心理学の先生)曰く。。
対人関係の問題のほとんどは他人の課題に介入すること自分の課題に介入されることから生じる。
他者の課題に介入することは自己中心的なだめな発想です。

だから、お互い絶対に相手の課題に介入してはいけないのです。

▲→(そして、そこのアドラー心理学の先生)の説の結果

夫)(ごはんを食べている。妻に仕事が変わったことを言う必要はない)
妻) あなた、知らない間に仕事かわったのね。収入がおちたわ。さよなら、もっと高収入な人ができたの。(席をたって去る)
夫)(だまってごはんを食べ続けている。だって、自分の可能性のため行動しているのだから..)

ここの管理人)これでいいのだ。(古い。)
ではない。と思う。。
そんなことアドラーが いつ言ったのであろうか。。

そして、そこのコメント欄には、

アドラー心理学のことがよくわかりました。ありがとうございました。

簡潔かつ歯切れの良い説明で、ものすごく理解できました。ありがとうございます。

アドラー心理学の説明はたくさん見ましたが、一番わかりやすかったです。ありがとうございました。

心理学についてほとんど知らなかった私にもすごくわかりやすかったです!

凄い講師力です!下手なセミナーに行くより理解できます。ありがとうございます。

実にわかりやすい、無駄がない。すごい。。

というものが多数列記されていた。
(すごいですねぇ。。しかし、日本は滅びるのではないだろうか。。)

アドラー心理学をやっている皆さんはこれでいいのでしょうかね。
私の認識している アドラー心理学と全くちがいますねぇ。。
確かに、パーツパーツは間違ってないところもあるでしょう。

そうしたら、どうしたらよかったのか、その時その人はどう考えて、以後どうするか。

(アドラー心理学会がこのようなあるドラマを批判した時、狭量だと強く批判するどこかの偉い人もいた)
(指導的立場におなりになったのだから、今度 学会できいてみようと思う)

(つづく。 解決方法や解釈は 次回か グループで。。)

(そういえば、私見ですが、こういう考え方は 発達障害系の人にうけるようです。うちのグループに来たいろいろな人をみてそう思ってます)